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TEAM EARTHの活動内容と「福島県の車椅子バスケットボールの歴史」

TEAM EARTH(チームアース)が誕生する前の福島県の話
 (福島県の車椅子バスケットボールの歴史)

 これは、会津本郷町出身のエッセイスト大石邦子さんをはじめ、会津若松市在住の増子利次さん(前福島県車椅子バスケットボールOB)にお話を伺ったものです。
 昭和46年。福島県会津若松市にある「竹田総合病院」に、脊髄損傷や難病などで長期入院をしている人たちのサークル「あゆみの会」がありました。
 昭和39年、東京オリンピックの後に開催された第1回のパラリンピック。この当時、労災事故や難病で障害を持った人たちは、病院の中で寝たきりの生活を送っていました。障害を持って車椅子の生活になって、スポーツができるとは考えもしなかったこの時代に、このパラリンピックの車椅子バスケットボールの映像が、テレビでほんの数10秒放映されただけの障害者のスポーツがそんな程度に紹介されていた時代、そして、その数10秒の映像が、当時の入院患者であった大石さんたちには、「大変な衝撃であった」とおっしゃっておりました。
 第1回のパラリンピックが開催されるにあたって、東京愛好SCが、日本で初の車椅子バスケットボールチームとして誕生しており、その後、長野・千葉と労災作業所を中心に車椅子バスケットボールの輪が広がっていったといいます。(東京愛好SC35周年記念大会の際に、浜本名誉会長からお話を伺いました。)
 そして、この「あゆみの会」のメンバーと当時の竹田総合病院の理学療法士の手により、退院後もスポーツをとおして、リハビリや交流を深めることができたら・・・・。あの日の外国人選手のように車椅子を自在に操り、自由を手に入れることができたら・・・。そんな思いから東北で初めて誕生したのが「竹田クラブ」という車椅子バスケットボールチームでした。
 そんななか、福島県立郡山養護学校において、福島県内で初の養護学校の車椅子バスケットボール部が誕生しました。養護学校の生徒に車椅子バスケットボールをはじめ、卓球など、生徒の障害程度とその生徒ひとりひとりにあったスポーツを薦め、その指導に積極的に取り組んだ方がいます。現在の福島県立郡山養護学校長の斉藤先生です。(まゆみ会:橋本弘子代表談)このとき、斉藤先生と出会い、スポーツを経験した生徒たちは、郡山養護を卒業した後も、様々な分野で活躍し、特にスポーツに関しては、福島県の障害者スポーツの土台を築き上げ、現在も福島県の障害者スポーツの発展に大きな影響を与えています。卒業の時に先生と交わした「これからもスポーツを続けていく」という約束をいまも守っています。チームアースにも、安斎利市(現※フェイカーズ)、西田佳津義(現※いわきクラブ)、遠藤嘉英(アース代表)が、スポーツの楽しさを私たちに伝え続けています。
 その後「竹田クラブ」は「福島クラブ」・「福島県車椅子バスケットボールクラブ」とその時代時代に名称を変え、2001年「TEAM EARTH」となって福島県の車椅子バスケットボールの歴史を引き継いでいます。
※福島県内には、JWBF登録「TEAM EARTH」で本格的に競技スポーツとして活動しています。
 まだ、そこまではできないとか、楽しんでわいわいと趣味で、など県内各地域で活動しているJWBF未登録のチームが3つあります。いわき地区:いわきクラブ、郡山(県中):郡山スポーツ愛好BTウィン、福島(県北)フェイカーズ、それぞれの地域・目的に分かれていて、アースのメンバーは地域では、主にフェイカーズに所属しています。詳しくは、後日UP予定の「福島県障害者バスケットボール連盟(仮称)」にてご紹介します。

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